本当にテレビ見てないの? 【読書】The Economist May 1st Special Report
「俺ぜんぜんテレビ見てない」「引っ越すときはテレビ捨てようかな」なんてことを良く耳にするし、書店には「テレビは見てはいけない」なんて本まで並んでいる。本当にテレビは見られなくなってしまったのか?
今週のエコノミストのスペシャルレポートのトピックは「テレビ」。さすがエコノミストらしく、様々なデータ・インタビューからテレビのこれまでとこれからについての示唆を導き出す。データの多くは調査会社Nielsenのものなので、アメリカのデータが多いが、日本のテレビ業界について考える一助にもなるはず。電通とかフジテレビの人が日本のテレビについて少しだけコメントしてたりもする。
まず、テレビを見る時間は実はぜんぜん減っていない。むしろ微増している。こんな調査どうやってやったのかわからないが、テレビ視聴時間に対する自己申告の時間と実際の時間には大きな開きがあり、みんなは自分が思ったよりもテレビを見ている。

自己申告が過小になる原因は、誰かとテレビを視ている時間や、いわゆる”ながら視”の時間を申告していないからだそうだ。
更にちょっと驚いたデータとして、これだけDVDやHDDが普及しているにもかかわらず、85%のTV番組がライブで視聴されているそうだ。テレビとネットを繋げて通販やニュース速報を流すサービスがうまくいかない理由がここにあるのではないか。
Digital TV Group CEOのRichard Lindsay-Daviesの台詞がずしんとくる。
The killer application on television turns out to be television
ツイッターとテレビって似てる部分があるのかも。”ライブ感”と”多人数でのその共有”がどちらも大事なのだろ。
アメリカのTV視聴時間の増加はやっぱり高品質ドラマの影響が大きいのかなー。エコノミストでも言及されていたが、「The West Wing」(邦題:ザ・ホワイトハウス)とか本当に良く出来てるもんな。日本のドラマは全くみなくなってしまったが、やはり金の入れよう、力の入れようが全く違う様に感じる。世界中で売りまくれる「英語」コンテンツの強みなんだろうか。
今週のエコノミストのスペシャルレポートのトピックは「テレビ」。さすがエコノミストらしく、様々なデータ・インタビューからテレビのこれまでとこれからについての示唆を導き出す。データの多くは調査会社Nielsenのものなので、アメリカのデータが多いが、日本のテレビ業界について考える一助にもなるはず。電通とかフジテレビの人が日本のテレビについて少しだけコメントしてたりもする。
まず、テレビを見る時間は実はぜんぜん減っていない。むしろ微増している。こんな調査どうやってやったのかわからないが、テレビ視聴時間に対する自己申告の時間と実際の時間には大きな開きがあり、みんなは自分が思ったよりもテレビを見ている。

自己申告が過小になる原因は、誰かとテレビを視ている時間や、いわゆる”ながら視”の時間を申告していないからだそうだ。
更にちょっと驚いたデータとして、これだけDVDやHDDが普及しているにもかかわらず、85%のTV番組がライブで視聴されているそうだ。テレビとネットを繋げて通販やニュース速報を流すサービスがうまくいかない理由がここにあるのではないか。
Digital TV Group CEOのRichard Lindsay-Daviesの台詞がずしんとくる。
The killer application on television turns out to be television
ツイッターとテレビって似てる部分があるのかも。”ライブ感”と”多人数でのその共有”がどちらも大事なのだろ。
アメリカのTV視聴時間の増加はやっぱり高品質ドラマの影響が大きいのかなー。エコノミストでも言及されていたが、「The West Wing」(邦題:ザ・ホワイトハウス)とか本当に良く出来てるもんな。日本のドラマは全くみなくなってしまったが、やはり金の入れよう、力の入れようが全く違う様に感じる。世界中で売りまくれる「英語」コンテンツの強みなんだろうか。
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